公開日
2024.12.23
更新日
2026.2.16
健康習慣
サンタに学ぶ生活習慣!健康は最高のプレゼント(クリスマス特別編)

こんにちは!リベ大総合クリニック大阪院 院長の大岩です。
このコラムを公開する本日はクリスマスイブということで、今回はクリスマス特別編をお届けします!
サンタクロースにまつわる健康について、医学的な観点からご紹介します。
もしサンタさんをクリニックの待合室で見かけたら…
このコラムを思い出して、そっと見守ってあげてくださいね。
🔸サンタさん、実はメタボ?!特徴からみえる健康リスク
赤と白のユニフォーム、丸い大きなお腹、そしてフサフサの白いおヒゲ。
サンタクロースといえばこの姿。
私が子どもの頃から変わらない、親しみのある人です。
しかし、大人になり、医師になってから思うこと。
それは…
サンタさんあなた、メタボではありませんか?
クリスマスが来るたびに、こう思うようになりました。
メタボ(メタボリックシンドローム)の診断基準は以下のとおりです。
【メタボリックシンドロームの診断基準】[1]
ウエスト周囲径(おへその高さの腹囲):
男性85cm、女性90cm以上
かつ
血圧・血糖・血清脂質:
このうち2つ以上が基準値から外れる
実は、サンタクロースの体型や生活習慣には、次のようなリスクがあります[2, 3]。
⭐️服の上からでもわかるウエストの大きさ
おそらく肥満だと考えられます。
⭐️昼夜逆転で、極端な季節労働
高血圧のリスクが高まります。
⭐️牛乳とクッキーの摂取量
適切な量を超えている可能性があり、糖尿病のリスクにつながります。
⭐️トナカイがひくソリに座りっぱなしとなる、長距離移動
腰痛や脂質異常症のリスクがあります。
⭐️限られた時間内に、子どもたちへプレゼントを届けなければならないというプレッシャー
仕事上のストレスは、心臓や血管の病気リスクにつながります。
【サンタクロースの健康リスク】[筆者作成]

🔸健康は最高のプレゼント!誰かのサンタであるために。
このように、たくさんの健康上のリスクを抱えているサンタクロース。
さらに、私たちが子どもの頃から「おじいさん」として親しまれていることを考えると、かなりのご高齢であることは間違いありません。
医師の立場から言えば、世界中の子どもたちにこれからも元気にプレゼントを届け続けてもらうために、サンタさんには生活習慣を見直し、必要な治療を優先してほしいところです。
健康は、あなた自身や大切な人にとって、何よりも大切な贈り物です。
それはサンタさんだけでなく、日々誰かの「サンタ」としてがんばるすべての人にも言えることでしょう。
🔸クリスマスに休めない理由:あなたも無理していませんか?
ではなぜ、サンタクロースは長年こうした働き方を続けているのでしょうか?
その理由のひとつには、
国際的な組織から監視・追跡されているから
という事実があります。
その組織の名は、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)。
24時間体制で、人工衛星の観測やミサイル発射に対する警戒、爆撃機の動きの監視などを行っており、サンタクロースの観測もその任務に含まれていることが明らかになっています[4]。
クリスマスの夜、NORADはサンタさんの出発をレーダーで確認し、世界中を移動する様子を追跡しています。
以下のリンクからNORAD本部のミッションを知ることができます。
興味のある方はぜひ、のぞいてみてください。
▼NORAD Tracks Santa
https://www.noradsanta.org/ja/
このようにサンタさんは、強力な監視下にあり仕事を休めない、という重圧がありますが
きっとみなさんはこれほどではありませんよね。
もし最近、
🌀仕事に追われて生活習慣が乱れているかも
🌀健康を気づかう時間があまり取れていないな
と感じているなら
仕事を少し休んででも、ご自身の健康を第一に考えてみてはいかがでしょうか?
🔸年末年始は生活習慣を見直すチャンス!どうぞよいお年を
ここまで大真面目に書いてきましたが、
実際にこれらは医学論文として発表されている内容、または公式HPで正式に発信されている情報です。
世界にはユニークな視点で、自由なテーマを真剣に追求する大人たちがいることに驚かされます。
もちろん、医療分野では命に関わる重要な研究が中心で、私も情報収集や勉強に追われる日々ですが、たまにはこんなユーモラスな話題もよい息抜きになっています。
クリスマス・年末年始は楽しい季節ですが、
食べ過ぎや運動不足で体調を崩しがちな時期でもあります。
リベ大総合クリニック大阪院では、
体重管理や生活習慣病の早期発見に役立つ健康チェックを行っております。
年中無休で診療しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
サンタさんをきっかけに、この1年がんばってきたご自身をいたわりつつ、健康を振り返るきっかけとなれば幸いです。
それでは、メリークリスマス!よいお年を!
引用文献
[1] 日本肥満学会 編: 肥満症診療ガイドライン2022. ライフサイエンス出版. 2022.
[2] Straube S, et al.: J Occup Med Toxicol. 2015; 10: 44.
[3] Grills N J, et al.: BMJ. 2009; 339: b5261.
[4] The NORAD Tracks Santa®︎ [https://www.noradsanta.org/ja/noradhq(2024年12月22日閲覧)]