症状
胃もたれ・胸やけ・食後の不快感が続く
🌀食後にいつも胃が重い
🌀横になると酸っぱいものがこみ上げてくる
🌀食べる量を減らしているのに、お腹がパンパンに張る
そんな症状が繰り返していませんか。
胃もたれや胸やけは、日常でよく経験する症状のひとつです。
「食べすぎだろう」「年のせいかな」と流してしまいがちですが、何週間も続いたり、市販の胃薬でも改善しなかったりする場合は、逆流性食道炎や機能性ディスペプシアなど、治療で楽になる病気が隠れていることがあります。
気になることがある方は、ぜひこの記事を読んでみてください。
🔶こんな症状はありませんか?
・食後に胃が重く、いつまでも食べ物が残っている感じがする
・食事のあとに胸のあたりがジリジリ、カーッと焼けるように感じる
・横になると酸っぱい液体や食べ物が戻ってくる感じがある
・少量しか食べていないのに、すぐにお腹が苦しくなる
・げっぷが頻繁に出る
・のどの奥に違和感がある、声がかれやすい
・食後にお腹全体がパンパンに張る
・市販の胃薬を飲んでも、数時間しか効かない
当てはまるものが多いほど、一度原因を調べておくことをおすすめします。
🔶受診の目安
今すぐ受診してください
・吐血した、または黒っぽいタール状の便が出た
・食べ物がまったく喉を通らない
・急激な体重減少がある
・みぞおちの激しい痛みが数時間続いている
→ 我慢せず、できるだけ早く受診してください。
1〜2週間以内に受診を
・胃もたれや胸やけが2週間以上続いている
・市販の胃薬を飲み続けても改善しない
・食欲が落ちてきた、または食べるのがつらい
・夜間に胸やけで目が覚めることがある
・以前より食べられる量が明らかに減った
緊急性は低いことが多いですが、要注意
・食べすぎ・飲みすぎの翌日だけ症状が出る
・数日で自然に治まり、繰り返していない
→ 同じ症状が月に何度も起きる場合は受診をご検討ください。
🔶胃もたれ・胸やけが起きる主な原因
胃痛・胸やけの原因はさまざまです。代表的なものを挙げます。
・逆流性食道炎
胃酸が食道に逆流して粘膜を刺激する。胸やけ・呑酸の最多原因
・機能性ディスペプシア(FD)
検査で異常がないのに胃もたれ・膨満感が続く
・慢性胃炎・ピロリ菌感染
ピロリ菌による慢性炎症で胃の機能が低下する
・食生活・生活習慣
食べすぎ、早食い、脂っこい食事、食後すぐ横になる習慣
・胃がん
初期症状として胃もたれや食欲低下が現れることがある
「たかが胃もたれ」と放置が続くと、食道粘膜の変性や慢性的な栄養不足につながる場合もあります。原因に応じた治療で、多くの方が症状の改善を実感しています。
🔶考えられる病気と、それぞれの特徴
逆流性食道炎
胃酸が食道に逆流し、食道の粘膜を繰り返し刺激することで起こる病気です。「胸やけ」「酸っぱいものがこみ上げてくる(呑酸)」が代表的な症状ですが、のどの違和感や咳が続くなど、一見すると食道とは関係なさそうな症状で受診される方も少なくありません。
食後すぐに横になる習慣、肥満、加齢による下部食道括約筋の緩み、前かがみの姿勢が多い仕事などがリスク因子です。胃酸を抑える薬と生活習慣の改善を組み合わせることで、多くの方が2〜4週間で改善を実感します。
ただし、長期間放置すると食道の粘膜が変性する「バレット食道」に進み、将来の食道がんリスクが高まる可能性も指摘されています。症状が続く場合は、一度胃カメラで食道の状態を確認しておくことをおすすめします。
機能性ディスペプシア(FD)
「胃カメラで何も見つからなかった。でも胃がずっと重い」——この状態が機能性ディスペプシアです。胃の粘膜に傷や炎症がないにもかかわらず、胃の動きが鈍くなったり、胃酸への感受性が過剰になったりして、もたれや膨満感が繰り返されます。
日本では成人のおよそ10〜20人に1人がこの症状を抱えているとされており、決してめずらしいものではありません。「異常なし=気のせい」ではなく、胃の動きを改善する薬や胃酸の分泌を調整する薬で、症状を和らげることができます。ひとりで抱え込まずにご相談ください。
慢性胃炎・ピロリ菌感染
ピロリ菌が胃の粘膜にすみつくと、長い年月をかけて慢性的な炎症を引き起こし、胃の消化機能が低下します。「最近、胃が弱くなった気がする」「以前は何でも食べられたのに」という方は、ピロリ菌感染が原因かもしれません。
除菌治療によって胃炎の進行を止め、胃もたれの改善が期待できます。くわしくは「ピロリ菌が気になる」のページもご覧ください。
胃がん
頻度は高くありませんが、胃がんの初期症状として「なんとなく胃が重い」「食欲が落ちた」といった、ありふれた不調が現れることがあります。とくに40歳以上の方や、ピロリ菌感染歴のある方は、一度原因をはっきりさせておくことが大切です。早期に見つかれば、内視鏡だけで治療を完結できるケースも多く、身体への負担も大幅に少なくなります。
🔶受診時に教えていただきたいこと
うまく言葉にできなくて大丈夫です。以下をメモして持ってきていただくだけで、スムーズに診察ができます。
・いつから?——症状が始まった時期
・どんな不快感?——重い感じ、焼ける感じ、張る感じ、痛む感じ
・いつ症状が出る?——食後すぐ、食後2〜3時間、空腹時、横になったとき
・何を食べると悪化する?——脂っこいもの、辛いもの、コーヒー、アルコールなど
・他にともなう症状は?——げっぷ、吐き気、のどの違和感、体重減少
・飲んでいる薬は?——市販の胃薬の種類と使用感、痛み止め(NSAIDs)の有無
🔶当院での検査・診断の流れ
STEP 1 問診・診察
症状の内容、食事との関係、生活習慣を丁寧にお伺いします。お腹の触診を行い、緊急性の高い状態がないかを確認します。
STEP 2 血液検査・ピロリ菌検査
必要に応じて血液検査で炎症反応や貧血を確認します。ピロリ菌が疑われる場合は、呼気試験や血液検査で感染の有無を調べます。
STEP 3 胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査)
胃もたれ・胸やけの原因を確かめるために、胃カメラ検査をご案内することがあります。
<当院の胃カメラ検査の特徴>
・経鼻内視鏡に対応——鼻からの細いカメラで、嘔吐反射が起きにくく楽に受けられます
・鎮静剤の使用が可能——うとうとした状態で検査を受けていただけます
・当日検査にも対応——朝食を抜いてお越しいただければ、当日に検査できる場合があります
STEP 4 結果説明・今後の方針
検査画像をお見せしながら、わかりやすくご説明します。逆流性食道炎であれば胃酸を抑える薬、機能性ディスペプシアであれば胃の動きを改善する薬など、原因に合わせた治療を一緒に決めていきます。
「まだ検査は早いかな」と思う方も、まずは診察だけでもお気軽にお越しください。
🔶日常生活でできること
検査・治療と並行して、日々の習慣でも胃への負担を減らすことができます。
・食事は腹八分目を心がける
一度にたくさん食べるより、少量をこまめに摂るほうが胃の負担は軽くなります。
・脂っこいもの・辛いもの・カフェイン・アルコールを控えめに
胃酸の分泌を過剰に刺激する原因になります。
・食後2〜3時間は横にならない
上体を起こしておくことで、胃酸の逆流を防ぎやすくなります。夕食は就寝3時間前までに済ませるのが理想です。
・よく噛んでゆっくり食べる
噛む回数を増やすと唾液が食べ物を分解しやすくし、胃の負担が減ります。
・ベルトや衣服でお腹を締めつけない
腹圧が上がると胃酸の逆流が起きやすくなります。
セルフケアだけでは原因そのものを取り除くことはできません。2週間以上症状が続く場合は、生活改善と並行して受診してください。
🔶よくある質問
Q. 胃もたれと胸やけは違う病気ですか?
胃もたれは「胃が重い、張る」という症状で、胃の動きの低下(機能性ディスペプシアなど)が原因のことが多いです。胸やけは「胸がジリジリ焼ける」感覚で、胃酸の逆流(逆流性食道炎など)が原因のことが多いです。ただし、両方の症状が同時に出ることも、原因が重なっていることもあります。正確な診断には胃カメラ検査が最も有効です。
Q. 市販の胃薬を飲み続けても大丈夫ですか?
市販の胃薬は一時的な症状の緩和には役立ちますが、原因そのものを治しているわけではありません。2週間以上飲み続けても改善しない場合は、一度原因を調べることをおすすめします。市販の胃酸抑制薬を長期間自己判断で使い続けることには注意が必要な場合もあります。
Q. 逆流性食道炎は治りますか?
多くの方が薬と生活習慣の改善で症状が軽快します。胃酸の分泌を抑える薬(PPI:プロトンポンプ阻害薬)は効果が高く、2〜4週間で改善を実感される方が大半です。ただし、薬をやめると再発しやすい病気でもあるため、生活習慣の見直しも合わせて続けることが大切です。
🔶「受診するほどでもないかな」と思っている方へ
毎日の食事を楽しめないのは、生活の質に大きく関わる問題です。
原因がわかれば、適切な治療でほとんどの方が改善を実感できます。「まず話だけ聞いてほしい」それだけでも、ぜひご連絡ください。
リベ大総合クリニック大阪院では、内科・消化器内科の診察から胃カメラ検査まで、一貫してお受けいただけます。
📍アクセス情報
リベ大総合クリニック大阪院
大阪府大阪市西区北堀江2丁目1番11号久我ビル北館2階
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大阪メトロ 四ツ橋線 「四つ橋」駅 4番出入口より 徒歩約5分
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