症状
のどのつかえ・飲み込みにくさが続く
🌀のどに何かが引っかかっている気がする
🌀食事中に食べ物がつかえて、水で流し込んでいる
🌀何も飲み込んでいないのに、のどの奥にずっと違和感がある
そんな症状が続いていませんか。
のどのつかえ感や飲み込みにくさは、ストレスや逆流性食道炎など身近な原因で起こることが多い症状です。
ただ、まれに食道がんなど早めに見つけておきたい病気が隠れていることもあります。
気になる症状がある方は、ぜひこの記事を読んでみてください。
🔶 こんな症状はありませんか?
のどに何か引っかかっているような違和感が続く
食べ物を飲み込むときに、つかえる感じがある
固形物(肉、パン、ごはんなど)が飲み込みにくくなった
水やお茶を飲むときにも引っかかる感覚がある
食事中にむせることが増えた
のどの奥が締まるような圧迫感がある
胸やけや酸っぱいものがこみ上げる感じを伴う
声が枯れやすくなった
ストレスや緊張が強いときに症状が悪化する
当てはまるものがひとつでもあれば、一度原因を調べておくことをおすすめします。
🔶 受診の目安
今すぐ受診してください
水分もまったく飲み込めない
食べ物がのどに詰まって呼吸がしにくい
急激な体重減少がある
吐血した
→ 我慢せず、できるだけ早く受診してください。
1〜2週間以内に受診を
のどのつかえ感や飲み込みにくさが2週間以上続いている
食べられる食品の種類が徐々に減ってきた
体重が減ってきた
胸やけや呑酸を伴っている
50歳以上で、飲酒・喫煙の習慣がある
緊急性は低いことが多いですが、要注意
風邪のあとに一時的にのどが痛い・つかえる
ストレスが強い時期だけ症状が出る
→ 同じ症状が2週間以上続く場合は受診をご検討ください。
🔶 のどのつかえ・飲み込みにくさが起きる主な原因
原因はさまざまです。代表的なものを挙げます。
咽喉頭異常感症(ヒステリー球)
ストレスや不安が原因で「のどに何かある」感覚が生じる。検査で異常は見つからない
逆流性食道炎
胃酸の逆流がのどや食道の粘膜を刺激し、つかえ感や違和感を引き起こす
食道の運動異常
食道の筋肉の動きが乱れ、食べ物がスムーズに通らなくなる
食道がん
飲み込みにくさが徐々に進行する場合、食道がんの可能性がある(とくに飲酒・喫煙歴のある方)
好酸球性食道炎
食物アレルギーが関与する食道の慢性炎症。近年増加傾向にある
2週間以上症状が続く場合や、体重減少をともなう場合は、検査で原因を確かめることが大切です。
🔶 考えられる病気と、それぞれの特徴
咽喉頭異常感症(ヒステリー球)
のどに「ボールが詰まっているような感じ」「膜が張っているような感じ」が続くのに、検査では何も見つからない——この状態を咽喉頭異常感症と呼びます。ストレスや不安、緊張が引き金になると考えられています。
実際に食べ物が通らないわけではなく、食事はふつうにできることが多いのが特徴です。「異常がない」と言われるとかえって不安になる方もいますが、まず器質的な病気がないことを確認し、安心したうえで治療に取り組むのが一般的な流れです。ストレスマネジメントや、必要に応じた薬で症状を和らげることができます。
逆流性食道炎によるのどの症状
逆流性食道炎は胸やけが代表的な症状ですが、胃酸がのどまで逆流すると「のどの違和感」「声がれ」「慢性的な咳」といった、一見すると耳鼻科の領域に見える症状が出ることがあります。これを「咽喉頭逆流症(LPR)」と呼びます。
耳鼻科で異常が見つからなかった方が、胃カメラで逆流性食道炎と診断されるケースは珍しくありません。胃酸を抑える薬で、のどの症状まで一緒に改善することが多いです。
食道がん
食道がんの特徴は、飲み込みにくさが「週単位・月単位でじわじわ悪化していく」ことです。最初は固形物がつかえる程度ですが、進行すると水分も通りにくくなります。飲酒と喫煙の両方の習慣がある方はリスクが高く、とくに50歳以上の男性に多い傾向があります。
早期の食道がんは自覚症状がほとんどなく、胃カメラで偶然発見されることが大半です。早期に見つかれば、内視鏡治療で完結できるケースもあります。のどの違和感や飲み込みにくさが2週間以上続く場合は、一度胃カメラで食道を直接確認しておくことをおすすめします。
好酸球性食道炎
近年、日本でも認知が広がっている病気です。食物アレルギーが関与して食道に慢性的な炎症が起こり、つかえ感や飲み込みにくさの原因になります。若い成人男性に比較的多く、アレルギー体質の方に見られやすい傾向があります。胃カメラで食道粘膜の状態を確認し、生検(組織検査)で診断します。
🔶 受診時に教えていただきたいこと
うまく言葉にできなくて大丈夫です。以下をメモして持ってきていただくだけで、診察がスムーズになります。
いつから?——症状が始まった時期
どんな感覚?——つかえる、引っかかる、締まる、痛むなど
何を飲み込むときに?——固形物のみ、液体も、唾液も
悪化のパターンは?——食事のとき、空腹時、ストレス時
他にともなう症状は?——胸やけ、体重減少、声がれ、咳
飲酒・喫煙は?——現在の習慣とこれまでの期間
🔶 当院での検査・診断の流れ
STEP 1 問診・診察
症状の経過、食事との関係、生活習慣を丁寧にお伺いします。
STEP 2 血液検査
炎症反応、貧血、アレルギー指標などを確認します。
STEP 3 胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査)
食道からのどの入口付近まで、粘膜の状態を直接観察します。逆流性食道炎・食道がん・好酸球性食道炎などの診断に最も確実な方法です。
<当院の胃カメラ検査の特徴>
経鼻内視鏡に対応——鼻からの細いカメラで、のどを通過する際の負担が少なく楽に受けられます
鎮静剤の使用が可能——うとうとした状態で検査を受けていただけます
当日検査にも対応——朝食を抜いてお越しいただければ、当日に検査できる場合があります
STEP 4 結果説明・今後の方針
検査画像をお見せしながら、原因に応じた治療方針をわかりやすくご説明します。
「まだ検査は早いかな」と思う方も、まずは診察だけでもお気軽にお越しください。
🔶 日常生活でできること
検査・治療と並行して、日々の習慣でのどへの負担を減らすことができます。
・ゆっくりよく噛んで食べる
一口を小さくし、よく噛むことでのどへの負担が減ります。
・食後2〜3時間は横にならない
胃酸の逆流を防ぐため、上体を起こしておきましょう。夕食は就寝3時間前までに済ませるのが理想です。
・ストレスを抜く時間をつくる
咽喉頭異常感症はストレスと密接に関連します。入浴や軽い運動など、自分なりのリラックス法を持っておくことが症状の安定につながります。
・飲酒・喫煙を控える
食道がんのリスク低減だけでなく、食道粘膜への直接的な刺激を減らします。
・熱すぎる飲み物・食べ物を避ける
食道粘膜を傷つける原因になります。
セルフケアだけでは原因そのものを取り除くことはできません。2週間以上症状が続く場合は、生活改善と並行して受診してください。
🔶 よくある質問
Q. のどの違和感は耳鼻科と消化器内科のどちらに行けばいいですか?
のどの症状は耳鼻科と消化器内科の両方にまたがる領域です。まだどちらも受診していない場合は、胃酸の逆流(逆流性食道炎)が原因のことが多いため、消化器内科での胃カメラ検査をおすすめします。耳鼻科で異常がなかった方も、食道や胃の問題が隠れている可能性がありますので、一度消化器内科にもご相談ください。
Q. ストレスでのどがつかえることは本当にありますか?
はい、よくあります。咽喉頭異常感症(ヒステリー球)と呼ばれる状態で、ストレスや不安が自律神経に影響し、のどの筋肉が過緊張することで「何か詰まっている」感覚が生じます。検査で異常がないことを確認できれば安心材料になりますし、必要に応じた治療で症状を和らげることができます。
Q. 食道がんが心配です。リスクが高い人の特徴はありますか?
食道がん(扁平上皮がん)のリスクが高いのは、飲酒と喫煙の両方の習慣がある方です。とくに「お酒を飲むと顔が赤くなる体質」の方は、アルデヒド分解酵素の働きが弱く、食道がんリスクが高いことがわかっています。50歳以上で飲酒・喫煙歴がある方は、症状がなくても定期的な胃カメラ検査をおすすめします。
🔶 受診を迷われている方へ
検査で「何もなかった」とわかるだけで、症状が和らぐ方もいらっしゃいます。
のどのつかえ感は、ストレスが原因のことも多い一方で、まれに見逃してはいけない病気が隠れていることもあります。「まず話だけ聞いてほしい」それだけでも、ぜひご連絡ください。
リベ大総合クリニック大阪院では、胃カメラ検査でのどから食道・胃まで一度に確認できます。検査は5〜10分程度で終わります。
気になる症状がある方は、ぜひご相談ください。
📍アクセス情報
リベ大総合クリニック大阪院
大阪府大阪市西区北堀江2丁目1番11号久我ビル北館2階
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大阪メトロ 四ツ橋線 「四つ橋」駅 4番出入口より 徒歩約5分
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