症状
喉が渇く・尿が多い
🌀ペットボトルの水を1日に何本も飲んでしまう
🌀夜中に何度もトイレに起きるようになった
🌀最近やたらと喉が渇いて、いくら飲んでも潤わない
こんな変化に心当たりはありませんか。
喉の渇き(口渇)と尿の量・回数の増加(多尿)は、糖尿病の代表的な初期症状です。血糖値が高い状態が続くと、体は余分な糖を尿と一緒に排出しようとして水分を多く必要とするため、「飲んでも飲んでも喉が渇く」という状態になります。
糖尿病は「サイレントキラー」と呼ばれるほど自覚症状が乏しい病気ですが、口渇・多尿はその数少ない初期サインです。このサインを見逃さず、早めに検査を受けることが大切です。
🔶 こんな症状はありませんか?
喉が異常に渇く、水を飲む量が明らかに増えた
トイレに行く回数が増えた(特に夜間)
一回の尿の量が多い
食べているのに体重が減ってきた
傷が治りにくくなった、感染症にかかりやすくなった
疲れやすい、だるさが続く
目がかすむことがある
手足がしびれる、ジンジンする
健診で血糖値やHbA1cの異常を指摘された
当てはまるものがひとつでもあれば、血液検査で血糖値を調べることをおすすめします。
🔶 受診の目安
今すぐ受診してください
喉の渇きがひどく、水分を大量に飲んでも潤わない
急激な体重減少がある
意識がぼんやりする、強い倦怠感がある
吐き気・嘔吐を伴う
→ 糖尿病性ケトアシドーシスなど緊急性の高い状態の可能性があります。我慢せず、すぐに受診してください。
1〜2週間以内に受診を
口渇や多尿が1〜2週間以上続いている
健診で血糖値またはHbA1cの異常を指摘された
家族に糖尿病の方がいる
肥満傾向で、生活習慣の乱れを自覚している
→ 早い段階で対処すれば、食事と運動だけで改善できる場合もあります。
緊急性は低いことが多いですが、要注意
暑い日に一時的に喉が渇いた
利尿作用のある飲み物(コーヒー、ビール)を飲みすぎた
→ 季節に関係なく続く場合は受診をご検討ください。
🔶 口渇・多尿が起きる主な原因
原因はさまざまです。代表的なものを挙げます。
糖尿病(2型)
高血糖により腎臓が余分な糖を排出するために大量の水分を使う
糖尿病(1型)
インスリンがほとんど分泌されず、急激な高血糖・体重減少が起こる
尿崩症
抗利尿ホルモンの問題で、薄い尿が大量に出る(糖尿病とは別の病気)
薬の副作用
利尿剤や一部の精神科の薬で多尿になることがある
心因性多飲
ストレスや習慣で水分を過剰に摂取してしまう
2週間以上症状が続く場合や、体重減少・倦怠感をともなう場合は、検査で原因を確かめることが大切です。
🔶 糖尿病について知っておいてほしいこと
糖尿病とは
血液中のブドウ糖(血糖)の濃度が慢性的に高い状態です。食事から摂取した糖を細胞に取り込むために必要なインスリンというホルモンの働きが低下することで起こります。日本人の糖尿病のほとんど(約95%)は2型糖尿病で、遺伝的な体質に食べすぎ・運動不足・肥満などの生活習慣が重なって発症します。
放置するとどうなるか
糖尿病が怖いのは、自覚症状がほとんどないまま合併症が進行することです。
糖尿病性網膜症——目の奥の血管がダメージを受け、視力が低下。失明の原因にもなる
糖尿病性腎症——腎臓の機能が低下し、透析が必要になることも
糖尿病性神経障害——手足のしびれ、痛み、感覚の鈍さ
さらに、動脈硬化が加速するため、心筋梗塞や脳卒中のリスクも高まります。
しかし、早期に発見して血糖をコントロールすれば、これらの合併症は予防・遅延できます。
🔶 受診時に教えていただきたいこと
うまく言葉にできなくて大丈夫です。以下をメモして持ってきていただくだけで、スムーズに診察できます。
いつから?——口渇・多尿の開始時期
水分摂取量——1日にどのくらい飲んでいるか
尿の回数——昼間・夜間それぞれ
体重の変化——増減と期間
家族の病歴——糖尿病の家族歴
健診結果——血糖値・HbA1cの数値があればお持ちください
🔶 当院での検査・診断の流れ
STEP 1 問診・診察
症状の経過、生活習慣、家族歴を丁寧にお伺いします。
STEP 2 血液検査
血糖値、HbA1c、インスリン、脂質、肝機能、腎機能などを確認します。
STEP 3 尿検査
尿糖、尿蛋白の有無を確認します。
STEP 4 結果説明・今後の方針
食事療法・運動療法で改善を目指すか、薬物療法(内服薬・インスリン)が必要かを、検査結果とご本人の生活スタイルに合わせてご提案します。
「まずは話だけ聞いてほしい」それだけでも、ぜひご相談ください。
🔶 日常生活でできること
検査・治療と並行して、日々の習慣でも血糖値を整えることができます。
・甘い飲み物をやめる
ジュースや清涼飲料水を水やお茶に変えるだけで、血糖値に大きな変化が出ます。
・食事は野菜から食べる
食物繊維を先に摂ることで血糖値の急上昇を抑えられます。
・1日30分の運動を習慣に
ウォーキングでも十分です。食後に歩くと血糖値の上昇を抑える効果があります。
・体重を3〜5%減らす
肥満がある場合、わずかな減量でもインスリンの効きが改善します。
・定期的に血糖値を確認する
健診のHbA1cを毎年チェックし、推移を把握しておくことが大切です。
🔶 よくある質問
Q. 喉が渇くだけで糖尿病を疑うべきですか?
喉の渇きだけで糖尿病と決まるわけではありませんが、「異常な渇き」が続く場合は血液検査で血糖値を確認する価値があります。検査は採血だけで済みますので、気になる方はお気軽にお越しください。
Q. 糖尿病は治りますか?
2型糖尿病は「完治」というよりも「コントロール」する病気です。食事療法・運動療法・薬物療法を組み合わせることで、血糖値を正常に近い範囲に保つことができます。早い段階で治療を始めた方ほど、薬なしでコントロールできる可能性が高まります。
Q. 糖尿病になったら一生薬を飲み続けないといけませんか?
必ずしもそうではありません。生活習慣の改善で血糖値が安定すれば、薬を減らしたり中止したりできるケースもあります。ただし、自己判断での中止は危険ですので、必ず主治医と相談してください。
🔶 「喉が渇く」は、体からのシグナルかもしれません
口渇や多尿は見過ごされやすい症状ですが、糖尿病の「数少ない自覚症状」のひとつです。
血液検査ひとつで糖尿病の有無がわかります。早ければ早いほど、軽い対処で済む可能性が高い病気です。「まず話だけ聞いてほしい」それだけでも、ぜひご連絡ください。
リベ大総合クリニック大阪院では、まずは血液検査から原因の特定をお手伝いします。
📍アクセス情報
リベ大総合クリニック大阪院
大阪府大阪市西区北堀江2丁目1番11号久我ビル北館2階
大阪メトロ 長堀鶴見緑地線 「西大橋」駅 3番出入口より 徒歩すぐ
大阪メトロ 四ツ橋線 「四つ橋」駅 4番出入口より 徒歩約5分
大阪メトロ 御堂筋線 / 長堀鶴見緑地線 「心斎橋」駅より 徒歩約15分
<関連ページ>