疾患
高血圧|どんな病気?
🔹どんな病気ですか?
高血圧とは
心臓が血液を送り出すときに血管にかかる圧力が、日常的に高い状態
を指しています。
血圧が高いと、血管が傷つきやすくなり、次のようなリスクがあります。
血管が硬くなる(動脈硬化) → 血圧がさらに上がる
血管がつまる → 脳梗塞・心筋梗塞
血管が破れる → 脳出血など
血圧を高いまま放置していると、高血圧がさらに悪化し、最悪のケースでは命に関わることもあります。
🔹どんな症状がありますか?
初期ではほぼ無症状ですが、進行すると以下のような症状が現れることがあります。

また、次のような症状が出たら脳卒中や心筋梗塞の可能性もあります。様子見しないで、すぐに医療機関を受診しましょう!
今までに経験したことがないような激しい頭痛
胸の強い痛み・ギュッと締めつけられる感じ
🔹どんな検査でわかるのですか?
主な検査は血圧測定です。
その他、原因や合併症を詳しく調べるために、追加検査が行われることもあります。
高血圧は、血管・心臓・腎臓などに影響を与えるため、総合的なチェックが必要になります。
・血圧測定(診察室で測定した場合)
【高血圧の診断基準値】
上の血圧(収縮期血圧):140mmHg以上
下の血圧(拡張期血圧):90mmHg以上
・血液検査
高血圧の原因になっている病気(腎臓病・糖尿病・脂質異常症など)がないかの確認や、 動脈硬化のリスクを評価します。
【血液検査の主な検査項目】
腎臓の機能を見る
- クレアチニン
- eGFR
高尿酸血症(痛風)のリスクを見る
- 尿酸
動脈硬化のリスクを見る
- LDL(悪玉コレステロール)
- HDL(善玉コレステロール)
- 中性脂肪(TG)
糖尿病のリスクを見る
- 空腹時血糖
- HbA1c
・尿検査
腎臓の病気が原因で高血圧が起こっているかどうか、腎臓へのダメージの状態などを確認します。
・心電図・エコー検査
高血圧による心臓への負担を確認します。
🔹治療はどうするのでしょうか?
高血圧治療の基本は、生活習慣の改善です。
しかし、それだけでは血圧が十分に下がらない場合や、すでに合併症のリスクが高い場合には薬物療法が行われます。
①生活習慣の改善
塩分を減らす
1日6g未満が理想。余分な水分が減り、血圧が下がる
適度な運動
ウォーキングや軽い筋トレ。血管が広がり、血流がスムーズになる
野菜・果物・魚を増やす
カリウムが塩分を排出し、血圧が安定する
ストレス管理・十分な睡眠
血管がリラックスし、血圧が下がる
禁煙・節酒
血管の収縮が減り、血圧の急上昇を防ぐ
②薬物療法
高血圧の薬はいくつか種類がありますが、血圧が高くなる原因に合わせて処方されます。

高血圧は、早めに対応すればコントロールができる病気です。放置せず、今すぐチェックして、大切な健康を守りましょう!
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