公開日
2024.4.7
更新日
2026.2.16
健康習慣
歩く人には福が来る:プラス1歩の効能
こんにちは!リベ大総合クリニック大阪院 院長の大岩です。
コラム第3回目は「歩く人には福が来る:プラス1歩の効能」についてお伝えします。
僕が、特に情熱をもってお伝えしたい内容です。
最後まで読んでいただけるとうれしいです。
🔸日本人、歩かず、座る。
突然ですが、昨日、あなたは何歩歩いたでしょうか?
家にいたから、100歩くらいかも?
あちこち出かけてたから、1万歩は歩いたよ!
生活環境や仕事によって、大きく変わることでしょう。
そもそも、歩数なんて気にしてないよ〜
という方がほとんどだと思いますが、
みなさんの歩く時間・距離は明らかに少なくなっています。
厚生労働省が行った2019年の調査によると、
1日の平均歩数は
男性:6,793歩、女性:5,832歩で、
20年前と比べ、約1,500歩も減少しました(図1)[1, 2]。
【図1. 日本における歩数の経年変化[3]】

1,000歩
= 時間にすると、約10分
= 距離にすると、600〜700m程度
といわれています。
1,500歩だと、約15分、およそ1kmの歩行が減ったことになります。
なんだ、たった15分か…
と思われたかもしれません。
でも、そのちょっとした不足の積み重ねが
様々な健康問題につながるんです。
また、デスクワークの増加や車社会の影響で、
現代人は座っている時間が長いといわれています。
特に日本人の座る時間は、世界的にみても長いことがわかっており、
平日に、1日8時間以上座る方は、
男性:38%、女性:33%もいるそうです(図2)。
【図2. 日本人成人における平日1日の総座位時間の割合[3]】

座る時間が増える ➡︎ 死亡リスクも上がる
というデータがあり、
1日8時間以上は、座りすぎぃ!といえます。
僕も、子どものころは自然豊かなところで生まれ育ったので、
山や川で走ったり泳いだりしていたものですが、
今は仕事柄、座っている時間がすっかり長くなってしまいました。
🔸歩くことは、健康へつづく道
では、歩くことでどんなメリットがあるのでしょうか?
歩くことをはじめとする適度な運動には、
生活習慣病を改善する効果があることがわかっています。
肥満の予防
糖尿病の予防や、血糖値の改善
血圧を下げ、高血圧を予防
善玉コレステロールの増加
これらは、ほんの一部です。
他にも、ストレス解消や睡眠の質の向上など、
うれしい効果がたくさんあります!
大切なのは、毎日の歩数。
1日に8,000〜1万歩以上歩く人は、そうでない人に比べて、
寿命がのびるというデータもあるんですよ。
🔸めざせ、8,000歩!できることからはじめよう
🌀とはいえ、1万歩はハードルが高いな…💦
そんな方は、まずは
1日8,000歩
を目標にしてみましょう。
今、1日6,000歩くらい歩いているとすると、
プラス2,000歩、約20分のウォーキングです。
階段を下りる(上りじゃなくてもOK!)
立って子どもと遊ぶ
犬の散歩コースを少しのばしてみる
こんな小さな工夫でOKです。
スマホのアプリなどを使って、歩数を記録するのもおすすめ。
🌀歩くことすら、ハードルです💦
という方は、
30分に1回、立ち上がってストレッチ
これだけでも、からだにはよい影響があります。
あなたのペースで、ムリのない範囲で。
今できることから、はじめてみましょう!
毎日のことだからこそ、積み重ねが大きな効果につながります。
みなさんの健康を、情熱をもってサポートしていきたいと思います。
一緒に、健康的な生活をめざしていきましょう!
では、次回のコラムもお楽しみに!
受診前にお問い合わせいただけます。どうぞお気軽にご利用ください。
引用文献
[1] 厚生労働省: 平成9年国民栄養調査.
[2] 厚生労働省: 令和元年国民健康・栄養調査報告.
[3] 厚生労働省 健康づくりのための身体活動基準・指針の改訂に関する検討会: 健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023.